四方山噺日常録-Retreat Daily Record-

仕事を離れた人間が気ままに過ごす日常録

風邪を引いた時の1日

朝から喉の違和感で目が覚めた。

ゆっくり身体を起こすまでの短い時間で状況を確かめる。

倦怠感、ある。熱、若干ある。咳、ほとんどな……いや、今、若干出た。

「風邪を引いたらしい」と結論付けた。

風邪を引いた時の1日はとにかく3つの対処法をきっちりこなすことに集中する。1つ、水分をしっかり取る。2つ、その時の症状に適した薬を飲む。3つ、とにかく眠って汗をかく。この3つである。

まずは水分。飲みやすいペットボトルをいくつか持ってくる。薬を飲む時にも必要になるので、気持ちたっぷりと。この時、お茶は飲まない。汗をかくことを考えると、本当はポカリが1番良いのかもしれないが、ポカリは量が飲めないので水にする。

そして、薬。解熱剤、咳止め、吐き気対策、とにかく様々な種類がある中で、自分の症状に適した薬を飲む。その前に、何かしら食べることも忘れてはならない。白がゆ、パック入りのゼリー、バナナ、プリンなどを味わってから、薬に挑む。ポイントは、この時、錠剤タイプの薬を選ぶことだ。粉薬には幼い頃から飲み損じたトラウマが多すぎるので、絶対に選ばない。粉薬を飲みやすくする『おくすりのめたね』の発売があと数年早ければ、と未だに考えてしまう。

最後に、睡眠。とにかく、眠る。眠れるだけ、眠る。1日ベッドに愛された人間であるかのように、眠る。この時、出来れば汗をかくようにして、枕元に着替えを準備しておく。汗をかいたら、着替えて、水分を取って、また眠る。これで翌日以降、少しは体調も良くなっているはずだ。

これで体調が良くならないようであれば、次の手、病院の受診などを考えるが、だいたいこの3つを行えば、体調はある程度持ち直す。さぁ、汗をかいて目が覚めたので、早速着替えるとしよう。